ピグマリオンは家で学べるの?家庭学習の効果と進め方もご紹介!

ピグマリオン家庭学習アイキャッチ 家でもできる習い事

ピグマリオンは家で学べるのか気になりますよね。

結論からお伝えすると、ピグマリオンは家で学ぶことができます!

今回は私が実際に取り組んでいる家庭学習の効果と進め方についてお伝えしますね。


お子さまにピグマリオンを学ばせたいと思った場合、真っ先に思いつくのが「通学」ではないでしょうか?


実は家庭学習も可能なんです。

私のおすすめはなんといっても自宅学習でじっくり学ぶこと。

その理由としては、通学の場合、高額の月謝がかかりますし送迎などの時間もかかるからなんです。

それを自宅で取り組めばコストを抑えることもできますし、学ぶ場所や時間も自分でコントロールすることができるんですよ。


数年前から私の子どもたち2人は、自宅でピグマリオン家庭学習に取り組んでいます。

実際に子どもたちへ教えているその経験を元に、ピグマリオンを自宅で学ぶときのコツやわが家の家庭学習の進め方についてもご紹介していきますね。


ぜひ、参考にされてみてください!

ピグマリオンは家で学べるの?

上記でもお伝えしたように、ピグマリオンは家で学ぶことができます。

ピグマリオンとは、ピグマリオン学育研究所所長の伊藤恭先生が心と能力を同時に育て、子どもの可能性を引き出すために考えられた独自のメソッドです。


早い子では2歳から学ぶことができるので、家庭学習を検討される方も多いのではないでしょうか。


私もはじめは「複雑そうだし素人の私が指導できるのかしら?」「自宅で本当に学べるの?」と不安に思いました。

でも「幼少期に手先や指先を上手に使うことができて、数に対する認知能力が高まるなら!」と、ピグマリオンを学ぶことを決めたんですね。


自宅で学ぶ場合には、「オンライン講座」と「保護者が指導する家庭学習」のをする形にわかれます。

それぞれの違いをお伝えすると、このようになります。

ピグマリオンのオンライン講座

オンラインはお子さまと一緒に動画を視聴して学びます。こちらは動画の中で先生が教えてくれる形になります。

選べるオンライン講座はこちら


・伊藤先生と一緒に学ぶスーパーピグマリオンWEB講座(ピグマリオン幼児家庭学習)

・ピグマリオン学院webスクール

・ピグマリオンぷちwebスクール

保護者が指導するピグマリオン家庭学習

保護者が指導する場合は、指導方法を事前にDVDで学び、子どもに教える形になります。


私が取り組んでいるのはこちらのタイプです。

事前にDVD視聴をしなければならないという親の私たちの少しの負担はありますが、何より好きな時間に子どもに合わせて学習できるので私はこちらをおすすめします!

ピグマリオン家庭学習の効果について

ピグマリオン家庭学習教材

ピグマリオンは自分で考え答えを出す学習法です。

解き方をていねいに教えるのではなく、子ども自身が自分で試行錯誤してヒントを見つけて自分で答えを見つけていくことを目指して、指導していきます


ピグマリオンの教材は伊藤先生考案によるオリジナルのものが多く、子どもたちや保護者からも絶賛されている優れたものばかりなんですよ。


ピグマリオン以外にも有名進学塾の浜学園でおなじみの浜キッズ幼児教室でも取り入れられていますので、ピグマリオンの自宅学習には多くの効果が期待できますね!

思考力と問題解決能力が育つ

ピグマリオンの特徴の1つとして、

「解き方は教えずに、子ども自身が自分でじっくり考えて答えが出るまで考えさせる」

というものがあります。


どうしてかというと、

「子どもに、自らの力で正解を導き出す力をつけてもらうため」

とのこと。

たしかに、こちらからすぐに答えを教えてしまうと考えなくなりそうですものね。

これには親もじっくりと待つという根気が必要となりますが、これからの子どもの未来に必要不可欠な力の一つといえるかなと思います。


ピグマリオンで学んでいるせいか、わが家の子どもたちは、自分の学年を超えたむずかしい問題にチャレンジしたがります。

数の認知が高まる

ピグマリオンは、「数の認知が高まる」と言われています。

オリジナル教具と教材を使うのですが、

物をひとつずつ数えるのではなく、見て瞬時にいくつか認識できるように、何度もくり返して学んでいきます

例えば、

「1~3や1~5」「1~10」「3、6、9、のかたまり」「2、4、8のかたまり」「5、10のかたまり」を見ただけでパッと認識できるようにしていくんですね。

オリジナル教材の内容
  • すごろく
  • カード
  • ヌマーカステン
  • ウッドブロック
  • サイコロなど


わが子の場合、すごろくはゲーム感覚ですごく楽しんでやっていましたね。

ハマった時期は市販のものも購入して、家族で何度もすごろく大会をしましたよ!

数字を合わせてベルを鳴らすゲームでは、子ども二人がベルを取り合うように競っていました。

図形に強くなる

ほかの特徴的としては、「ユニークな名前のパズル」があります。

パズルの種類
  • 天地パズル
  • ペリカンパズル
  • カモシカパズル
  • 色板トントン
  • マグプレート



などなど。

子どもだけでなく大人が楽しめるものも多く、学びながら図形に強くなる優れものばかりです!

これらのパズルで遊びながら空間認知能力がしぜんと身につくようになります。

「空間認知能力」とは、空間にある物の位置、形、大きさ、速さ、向きなどを、すばやく正確にとらえる能力のことです。


パズルは、子どもたちが大好きで集中してくれるので重宝しています!

天地パズルはマグネット式の市販のものを購入し、移動中や旅行先でも遊んでいますよ!


カモシカパズルとペリカンパズルは長男が特にお気に入り♪

一通り問題集が終わった後は、色を逆にして取り組むなど難易度を上げながら楽しんでいますね。

巧緻性(こうちせい)を高められる

巧緻性(こうちせい)という言葉、幼児教育で使われるのですが聞いたことはありますか。

巧緻性(こうちせい)とは、指先や指先を上手に使うことをいいます。


ピグマリオンの教材には、指先を使うものが多くあるんです!

たとえば、

指先を使う教材
  • ぬり絵
  • すごろく
  • かえるぴょんぴょん
  • はさみを使った切り絵
  • おりがみ
  • パズル各種
  • ひもを使って絵を描く“ひももよう”

などなど。

幼い頃に指先をよく動かして脳に刺激を与えることを大事にしているようです。



わが家では、お箸や鉛筆を正しく持つ練習にもなっています。

指先を使うことで、器用になってくれればいいな~と思いながら、わが家では教材を楽しんでいます。


年齢によっては少し難しいかな~と思う細かい作業もありますが、早く始めてコツコツ続けることで必ずできるようになりますよ!

ピグマリオン家庭学習の進め方

ピグマリオン家庭学習教材

保護者がDVDを視聴して子どもに指導する。

家庭学習用の教材にはDVDがついてきます。

ですので、保護者がDVDを視聴して学んでから、子どもに指導する形になっているんですね。


ピグマリオンの教材は独自性が高いので、私もはじめは戸惑いました。

ですが、伊藤先生自ら映像で実際に教材を使いながら実践しつつ教えてもらえるので、とてもわかりやすいんですよ。


子どもへの教え方のコツなども映像から学ぶことができました!


DVDは何度も見直すことができますし、パズルのやり方やポイントなども子どもにもわかりやすく伝えられてよかったと思います。


わが子がピグマリオンの家庭学習を始めてよかったなと思うのは、いちばんに集中力がついたことですね。

好きなことだからというのもあると思いますが、息子は化石探しを何時間も飽きずにやったり、下の娘は花を見ながら長い時間、スケッチをしていることもあります。

指先が器用になって工作などが得意になったことや、よく物を見て考える力がついたのも、ピグマリオンのおかげかな~と思います!

進め方のコツ

私が実際にわが子2人にピグマリオン家庭学習を教えてみて思ったことをお伝えしていきます。

まずは教材にかける時間や月に何回などの指定通りカリキュラムに従って進みます。

4、5回行うとその子の得意不得意分野がなんとなく見極められるようになるかと思います。


家庭学習のよさは、自宅で何度も授業を行えることですね!


点図形が苦手だな~と思ったら毎日一枚ずつ取り組んでみたり、

パズルが好きだったら遊び感覚で毎日いろいろなパズルに取り組んでみたり。


自分で自由にペーパーや教材を組み合わせてその子用のカリキュラムを作れるのも気に入ってます


まず、一度やってみて多ければ枚数を減らすなど、

なんでもまずは実践してみて臨機応変に変えることができるのも、家庭学習の強みだと思いますよ!

家での進め方に悩んだら相談もできる

進め方はカリキュラムにありますが、必ずしも書いてある通りには進みません!

年齢やその日のコンディションもあり、設定された時間制限で終わらないことも…。


私も家庭学習は親子だけで取り組むので、うまく進められなくて「私の教え方が悪いのかな?」と

悩んだことも一度ではありません。


子どもも万能ではないので、やはり好き嫌い、得手不得手は出てきますよね。

わが子は長男が指先があまり器用ではなかったので、“色板トントン”“ひももよう”などではだいぶ苦労していました。


色板トントンでは穴の開いたプレートにピンを刺してハンマーで叩くのですが、ピンが色板にうまく刺せなくてくやしくて泣いたり、怒ってハンマーを放り出したり、ひもをぐちゃぐちゃにして投げるなどやりたい放題…。


(2~3歳頃のほんとうに幼い時の話ですが、)時間に制限がなくゆっくりと余裕を持って取り組めるのが自宅学習の良さではあるのですが、子どもの集中力が続かず、心が折れそうになったことも何度もあります。


そんな時、ピグマリオンでは相談窓口があり、電話で相談することができます


お子様の年齢や進度、現在の状況や困りごとなどを伝えるとアドバイスがもらえるんです!


私も先生方に相談して、

・無理して1回のカリキュラムを終わらせようとせず2回に分ける

・好きなことやできることはどんどんやらせて伸ばすこと


などを助言していただき、新たな気持ちで自宅学習に取り組めるようになりました。


子どもを前に一人で悩んでいても解決しないので、電話相談でプロに悩みを打ち明けて、アドバイスをもらうことをおすすめします!

ピグマリオンは家で学べるの?まとめ

いかがでしたでしょうか?

ピグマリオンの家庭学習は自宅でじっくり学べて、時間も費用も抑えることができるので、おすすめの学習方法です。

手先や指先が器用になり、数や空間認知能力、また思考力もついているのではないかなと効果を感じています。

ピグマリオン家庭学習での指導法や進め方に悩んだら、電話で相談に乗ってもらえるのもすごく心強いですよね!


ピグマリオンの家庭学習を検討している方の参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!